まちぴあについて

ごあいさつ

2025年4月から公益財団法人とちぎYMCAが指定管理者として、「宇都宮市まちづくりセンター(まちぴあ)」を運営することになりました。

前指定管理者である、認定特定非営利活動法人宇都宮まちづくり市民工房の皆さまが作り上げてきたノウハウを大切にしながら、より一層充実したまちぴあになるよう努めさせていただきます。

まちぴあは、市民による「まちづくり活動」がより活性化されるよう、ボランティア団体・NPO法人といった市民活動団体の連携促進や組織基盤強化など、多様な支援を行うまちづくり活動の拠点施設です。

私たちが生きるこの社会は多様な要素が相互に作用しあい、複数の文脈が絡み合うため、分析だけでは問題と主な原因が一つに同定できないものです。
また表面上の課題に目を向けて行動すると、また副作用のループが遅れて発生してきます。

私たちはなんだかこのスパイラルに飲み込まれているように感じます。

私たちが大切にしたいのは、ケイパビリティの連鎖と結合です。

ケイパビリティとは、主に組織や人が持つそれぞれが持つ強みを指しますが、これが有機的に連鎖することがよりよい社会状況の構築の一手となるのではないかと思っています。

とにもかくにも、まずは「まちぴあ」が様々な文化の中で暮らす、あるいは持つ方と共に汗をかき、多文化かつ俯瞰した視座を獲得することからだと思っていますので、たくさんの方やグループ、組織がまちぴあを活用して楽しみ、私たちとつながり、気づきを相互に共有できたら幸いです。

これからとちぎYMCAが運営する「まちぴあ」をどうぞよろしくお願いいたします。一緒に活動を楽しみましょう。

宇都宮市まちづくりセンター 所長 濱塚 牧人

まちぴあの成り立ち

宇都宮市まちづくりセンター「まちぴあ」は、宇都宮市における市民の皆さんによる地域での様々な取り組みである「まちづくり活動」が、より一層活性化するための支援を行うセンターです。NPO(非営利活動団体)、ボランティアグループ、企業、地縁組織、行政といった宇都宮市を構成する分野を超えた方々の活動拠点施設として2012年1月4日に開設されました。

まちぴあの相関図

まちぴあが行っていること

宇都宮市まちづくりセンター(愛称「まちぴあ」)では, まちづくり活動の拠点として下記の様々な支援を行っています。

相談内容

ボランティア団体やNPO法人などによる市民活動,自治会などの地域活動,企業の社会貢献活動といったまちづくり活動に関する様々なご相談をお受けしています。また,ボランティアや会計・税務などの専門家紹介,NPO法人設立などのご相談にも応じています。

まちづくり活動団体の連携・交流の促進

より多くの方々にまちづくり活動への関心を持ってもらい,活動の輪を広げていくために,各種イベント,交流会などの機会を提供しています。また,市民活動団体,地域活動団体,企業,大学,行政といった異なる分野で活動する主体の連携にも取り組んでいます。

情報収集・提供

ホームページ,ブログ(主催事業開催報告やイベント取材),3か月に1回発行する「情報誌まちぴあ」,各種SNSを通して,まちづくり活動に関する情報を発信します。また,団体の会報やボランティア情報,イベント情報の掲示や図書の貸出など,まちづくり活動に関する幅広い情報を提供しています。

活動場所の提供

まちづくり活動を行う方を対象に,ミーティングルームや研修室,コピー機・印刷機などをご用意しています。また,市民活動団体向けにロッカー・メールボックスの貸出しや事務スペースとして利用できる貸しオフィスのサービスも行っています。

まちづくり活動の人材育成

まちづくり活動に参画する人材を育成するため,シンポジウムやまちづくりセミナー,会計・税務などの各種研修を開催しています。

まちづくり活動の調査・研究

まちづくり活動の現状や課題の調査・研究を行い,コミュニティビジネスの活動支援などに役立てていきます。

愛称の由来

愛称「まちぴあ」は、多くの人が集い、「まち」が「ユートピア」(理想郷)になるようにとの意味を込め、公募多数の中から選出されました。

指定管理者について

とちぎYMCA

2025年4月から公益財団法人とちぎYMCAが指定管理者として、「宇都宮市まちづくりセンター(まちぴあ)」を運営しています。